被災地レポ
青少年広域ボランティアフォーラム
被災地の「いま」をみんなで共有(ボランティア研修会①inおおふなと)
青少年広域ボランティアフォーラムでは、高校生スタッフが企画・当日の運営を行う、中学生・高校生・一般の方を対象とした「ボランティア研修会」を東日本大震災の被災地大船渡市で7月21日(月)に開催しました。
がれきの撤去などのいわゆる「現地でのボランティア活動」そのものではなく、被災地の“いま”を参加者みんなで感じ、自分たちに何ができるかを後世へ伝えることを目的に計画しました。
午前中は大船渡市の「津波伝承館」で震災当時のようすやこれまでの体験を館長さんにお話しいただき、午後は大船渡市社会福祉協議会の只野さんより、ロールプレイ(役割演技)方式でのワークショップを行い、「もし自分が被災した立場だったら」をテーマに演技者・傍観者それぞれの視点で考えながら様々な問題点・解決法を皆で共有しました。
募金や現地でのボランティア活動などの“直接的な支援”ももちろん大切なことだと思いますが、今回の研修では「命の大切さ」や「防災意識」・「被災地がおかれている現状や課題」など、多くの大切な学びを皆で得られた研修会となりました。